中古住宅を取得し、要件に該当する性能向上リフォームを行うことで、金利優遇が得られる仕組みです。新築や建売は該当しません。
また、中古住宅でも取得時にリフォームを行わない場合は、対象になりません。

【条件1】中古住宅を購入して性能UPのリフォームをしたい

●中古住宅であれば、すべてが対象になるのか?
すべての中古住宅が対象ではありません。
【フラット35】リノベ基準をあらかじめ満たしている中古住宅を取得する場合は、対象外です
(住宅事業者による買取再販タイプを除く)。
築年数の浅いものや、ここ数年のうちに大規模リフォームを行っている物件などで、対象外となる物件がある可能性があります。
●どんなリフォームでも対象になるのか?
リフォームは、定められた性能向上を行うという決まりがあります。内装のクロス交換や、水回りの設備交換などは対象外です。
対象となる性能向上リフォームは【フラット35】リノベの技術基準に詳しく定められています。
省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性における性能を向上させる
(いずれかひとつ以上で可)ことが条件です。
【条件2】住宅ローンは固定金利を考えてる

【フラット35】リノベは【フラット35】の金利を一定期間引き下げるものです。
変動金利を考えているときは利用できません。
【フラット35】リノベは試行的モデル事業

【フラット35】リノベは【フラット35】を活用した性能向上リフォーム推進事業として試験的に実施するものです。
そのため予算金額に達する見込みになった場合は受付終了になったり、アンケートに協力する必要があったりします。
詳しい情報は【フラット35】公式ホームページへ
複雑な制度をスムーズに進めるポイント

●条件に合致する物件は、申し込み前にリフォーム会社に見てもらう【フラット35】リノベを利用場合、中古住宅の代金決済を行う段階でリフォーム金額が概ね算出されている必要があります。【フラット35】リノベを利用する場合、中古住宅の代金決済を行う段階でリフォーム金額が概ね算出されている必要があります。また、工事前には検査機関にリフォーム工事計画を提出しなければならないなど、リフォーム会社に機動性・俊敏性が求められるケースが多々あります。そのため、条件に合致する中古物件があったら、申込み前であっても、リフォーム会社に現地調査を依頼し、プランや費用を算出しておく必要があります。
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